2011年11月4日金曜日

新しい医療手術が黒目を青く変える



もしもあなたが「青い目になりたい」と、おもっているならDaily Mail紙のClaire Bates記者によるリポートによると、カリフォルニアStroma Medical社のGregg Homer博士が、20秒で人間の黒目を青く変える医療技術を完成させた、と報じている。

The Lumineyes technology(輝目技術)と呼ばれるこの技術は、レーザーを使用し、黒目部分の茶色の色素を目の虹彩の一番上の表層からメラニン色素を取り除く。(写真は目の下半分に技術を施したもの。)

目の下半分に手術を施したところ
手術後、約3週間で目に青色が浮かび上がる。一旦手術を行うと色素の組織が再生されないため、茶色の色素を取り戻すことはできない。手術費用は約5,000 USドル(約40万円)。

レーザーによる目の色素を変える技術は、Homer博士によって約10年をかけて開発され、現在人間にもテストされている。すべてがうまくいった場合、3年後にはアメリカでの手術が可能になり、その1年半後には各国で可能となる。

コペンハーゲン大学の科学者によると、目の色は遺伝されるもので、青い目は劣性遺伝となり、6,000年から1万年前の祖先の突然変異から引き継がれてきた。同大学のHans Eiberg教授によると、これより前にはすべての人間が黒い目をしていた。

青い目の色素は実際には存在していない。青い目を持つ人は眼球の虹彩の裏側に茶色の色素を持っているが、虹彩の正面側では濃度が極端に薄いのだ。青い目への変異は有利な変異でも不利な変異でもなく、どちらにせよ、人間の生存可能性に影響はしない。むしろそれは髪の毛の色、しみ・そばかすやハゲ頭などの審美的な変異なのだ。

参照元:DESIGNTAXI

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